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除夕となれば先生宅にて新年を迎えるが慣しである。賓でも無しと常の如く世話を焼こうとすれば、初卯を迎える迄は水屋へ立つ事もさせぬ。今とてそうだ。「さ、くがねの水を飲み給え」引明の中、冷を纏う手が枯れ喉に水を注す。「聊かの邪気も寄せてやらぬよ」囁きは祈りの様だった。
戦場で猫と男は出会った。以来男が死に掛けるが八度。猫が死に掛けるも八度。何れも猫が男を庇ってである。軈て猫が老衰すると男は骨を肌身離さず置いた。然し或日、狂人の銃弾が男の胸に在るスキットル諸共賊害したと云う。躯が在れば守り切ったろう。誰もがそう猫と彼を惜しんだ。
殺さないでとの聲を鋭い切先で一息に仕留める。返す手でもう一人。老いも若きも。男も女も。一切区別無く全てを薙いで行く。呪詛も懇願も最早届かじ。深閑たる空間で男は満足気に最後の息を吐いた。其の手から落ちるは凶器の洋筆。嘗て記した全てを殺した物語を遺作に作家は果てた。
婦は透き通る言葉を吐く。然ても美しき明朝体だ。転び出た硝子の言葉は、ときんと地面で爆ぜるのみ。ゴチックより繊細故か何れも形を残さぬ。掌に受けたとて之繞なぞ一溜も無い。稀覯として好事家に求められたが或る日、婦はひそり死んでいた。何でも飲んだアイが喉を裂いたらしい。
秋口となれば一つ心待ちな事がある。実に他愛無い事だが先生の御宅に伺う都度、必ず持物へと鴨脚樹が一葉忍び入るのだ。時に其れは生物では無く、装飾となりもする。「君、識っているかね」今も私の髪に一葉差し乍ら彼の人曰く。「銀杏の葉は虫除となるのだよ」ぼうと耳が紅葉した。

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